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【四国インターハイ2022】東海大付札幌が敗者復活戦を制す。最後まで粘る金沢商に競り勝つ

  • 2022.08.04

 

流れを掴んだ東海大付札幌がストレート勝利

 

8月4日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2022)」大会5日目男子予選敗者復活戦、東海大付札幌(北海道)は金沢商(石川県)と対戦。東海大付札幌が、粘る金沢商をストレートで下して、本戦トーナメントへの切符を手にした。

 

【表】四国インターハイ2022「男子グループ戦組み合わせ表」をチェック

予選グループ戦、西原(沖縄)にセットカウント1-2で敗れた東海大付札幌と、春高王者・日本航空(山梨)にストレート負けを喫した金沢商による決勝トーナメント進出を賭けた一戦。

 

試合は東海大付札幌のサーブから開始。金沢商は、まず#4加藤蒼也主将がレフトから決めると3連続得点。さらに#4加藤のブロックも飛び出して5-2とスタートダッシュ。しかし、東海大付札幌は、#1山田祐輝主将が高さを生かしてサイドアウトを重ねる中、その#1山田のサーブで連続得点を挙げて5-5に。序盤から両校が見せ場をつくる展開。

 

金沢商はその後、#5横井爽のサーブで#6中谷琉聖が活躍。連続ブレークで9-6とリードをつくる。一方、東海大付札幌は#7沓澤大地、#1山田のアタックで差を詰めるが、なかなか追いつけない展開。しかし、#3宮嶋駿輝のサーブから流れを引き寄せると、15-14と逆転に成功。このあと金沢商にミスも出て、東海大付札幌が20-15とリードを広げていく。

 

直後、金沢商は#4加藤のアタックで連続失点を止めて16-20とするが、東海大付札幌は#1山田、#4二川颯斗が着実にサイドアウトを奪っていき、25-20で第1セットを先取した。

 

あとがなくなった金沢商。第2セットの入りを大事にしたかったが、1-1から連続サービスポイントも決められるなどで1-5とリードされてしまう。ここでタイムアウトを取った金沢商は、#4加藤が決めて連続失点をストップ。さらに#4加藤、リリーフサーバー#11山形大輝のサーブからブレークして8-10と追い上げを図る。

 

ここからは互いに意地の張り合い。東海大付札幌は#9佐々木一心、#1山田がアタックを決めると、金沢商は#4加藤も負けじと決め返すなど見応えある攻防を繰り広げ、サイドアウトが続く展開となる。

 

東海大付札幌がわずかにリードする形でセット終盤を迎えると、金沢商は#4加藤の活躍でブレークに成功して20-21と1点差にする。東海大付札幌はここで#4二川が決めるなど23-21と引き離すが、金沢商は加藤が打ち切って22-23とあきらめない。それでも、金沢商はあと1点が届かなかった。続くポイント、#7沓澤が決めて24-22とマッチポイントを迎えた東海大付札幌は、続くポイントで金沢商・加藤のアタックをリベロ#6田垣遼大が見事なディグ。そのボールを、エース#1山田が決めて25-22。東海大付札幌がストレート勝利を収めて、本戦トーナメント進出を決めた。

 

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