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【四国インターハイ2022】愛知工大名電が大村工を下して2回戦へ。田中誠也、笹本穏の活躍で競り勝つ

  • 2022.08.05

緊迫感ある対決は愛知工大名電がストレートで勝利

 

8月5日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2022)」大会6日目男子1回戦、大村工(長崎)が愛知工大名電(愛知)と対戦。両セット共に拮抗した立ち上がりとなったが、中盤に抜け出した愛知工大名電がストレートで勝利。2回戦進出を決めた。

 

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1回戦屈指の好カードは、愛知工大名電・北川祐介監督(元豊田合成)、大村工・朝長孝介監督(元堺)と元Vリーガー同士による戦いに。

先取点を奪った大村は、#7浅田琉成、#4土井優太のアタックで4-1とまずリード。対する愛知工大名電は、サウスポー#8田中誠也、#7石原圭吾らが得点。互いにディフェンスを交わしながら得点し、1、2点差で進んでいく。

 

大村工は#1松島貴斗主将、#3山口晃史、#7浅田、#4土井が代わる代わる決めていくのに対して、愛知工大名電は#8田中、#9笹本穏を軸に攻撃。両者一歩も引かない攻防を見せる。

その後、愛知工大名電は#6藤井千丸のサーブから連続ブレークして15-15と追いつく。17-17のポイントはロングラリーに。互いに攻撃を凌ぎ合う中で、愛知工大名電#8田中がライトからブロックアウト。逆転に成功すると、#11杉村友也が大村工をサーブで崩して5連続得点。22-17と差を広げる。

 

#10早稲田尚憲、#3山口のブロックアウトなど大村工は粘りを見せたが、#3安田凰佑、#9笹本らが着実に得点した愛知工大名電が25-21で第1セットを奪取する。

 

第2セットも立ち上がりから息詰まる熱戦を展開。大村工は#7浅田、#5小谷隼輝、#4土井、愛知工大名電は#9笹本、#8田中、#2原田昌が得点し、サイドアウトが続く。

 

しかし、愛知工大名電は4-4から#9笹本の活躍などで3連続得点し、7-4とリードする。早めに追いつきたい大村工は、相手のミスを引き出してブレークに成功。点差を詰めると、#11内野駿介の連続得点で11-11と同点に。さらにブレークして16-15と逆転する。

 

ここで愛知工大名電はディフェンスを引き締めて追いつくと、21-19と再びリードを作る。何とか状況を打開したい大村工だったが、その攻撃は愛知工大名電に阻まれ、アタックが決まらない。最後は連続ブロックを決めた愛知工大名電が25-21で締め、ストレートで勝利した。

 

続く2回戦(11:50開始予定)、愛知工大名電は第4シードの東福岡(福岡)と対戦する。

 

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