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春高2024

堺がホームで首位サントリーと激突。前回対決の雪辱を果たすか【V1男子今週の見どころ】

  • V1
  • 2021.03.04

 V・レギュラーラウンドも残り4週となったバレーボールのV.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)。今週は5会場に分かれてリーグが開催される。日本代表選手はもちろん、世界トップレベルの外国籍選手も多く在籍するV1男子の、今週の見どころをご紹介。

 

■首位独走のサントリーに黒星をつけるか、ホームで堺が奮起

 堺大会では、5位の堺ブレイザーズが、首位のサントリーサンバーズをホームで迎え撃つ。先週もホームゲーム開催となった堺は、東レと対戦。27日(土)は惜しくも敗れたものの、28日(日)には、途中交代でオポジットとして起用された千々木駿介の活躍も光り、フルセットの末に念願の勝利を飾った。

 

 相性がよくなかった東レにやっとの思いで黒星をつけた堺。その勢いのままに、ファイナル3に駒を進めるためにも、上位チームに対して白星を重ねていきたいところ。とはいえ、サントリーもそう簡単に勝たせてくれる相手ではない。

 

 前回の対戦ではサントリーのホームで連戦を戦い、初日はセットカウント3-1で勝利するも、2日目はフルセットの17-19までもつれ込んだ激闘の末、堺が悔しい敗戦を喫した。前回対決の雪辱を果たすべく、ホームでの勝利を誓う。スターティングメンバーの活躍はもちろん、苦しい場面で流れを呼び込む途中出場選手の活躍にも注目だ。

 

 対するサントリーは、先週のJTサンダーズ広島戦に快勝すると、連勝記録を16に伸ばし首位を独走している。“チームの顔”である柳田将洋ら、前衛後衛をいとわない高い攻撃力で得点を重ねるサイド陣の活躍はもちろん、巧みなブロックやクイックなど要所で存在感を示すミドルブロッカーの塩田達也や小野遥輝も大きな支柱として勝利に貢献している。  

 

 クイックやバックアタックを絡めた多彩な攻撃を持ち味とし、守備でも、技量の高いリベロを中心に堅実なプレーを見せる両チームの一戦。白熱したラリー戦で、観客をワクワクさせてくれることだろう。ぜひ会場で、その迫力をお楽しみいただきたい。

     

■ホームで連勝し3位キープなるか、WD名古屋

 ウルフドッグス名古屋の本拠地「エントリオ」にて開催される稲沢大会では、3位のWD名古屋と6位の東レアローズが対戦。勝敗数が拮抗しているジェイテクトSTINGSや、あとに続く堺らと3位争いを繰り広げるWD名古屋は、ここまで2戦を戦い負け無しの東レに連勝し、順位をキープしたいところだ。

 

 世界トップレベルの攻撃力に加え、守りでも積極的なプレーでチームを鼓舞するクレク・バルトシュや、器用さを生かし攻守で奮闘する高梨健太がいかにミスなく得点を重ねられるかが、勝敗のカギを握るだろう。

 

 アウェーでの一戦を迎える東レは、ファイナル3進出へ残された希望を繋ぐためにも、今週のWD名古屋戦と来週のパナソニックパンサーズ戦が正念場となる。サーブに定評のある鈴木悠仁など、前回の対戦時とは異なる先発メンバーの起用が予想される東レ。主将の星野秀知かルーキーの小澤宙輝か、アウトサイドヒッターの選手起用も気になるところだ。 

 

 まずは、チームの強みでもあるサーブで崩し、相手の攻撃を絞っていけるか。そこから切り返し、一点一点を確実にものにしていきたいところ。勝負所での得点力に注目したい。

 

                  東洋高時代の先輩(コート奥・柳田将洋)と後輩(手前・関田誠大)による、ネット越しでの“マサヒロ対決”も必見だ【写真:月刊バレーボール】

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