【男子世界バレー】第3次R/ロシア敗退。イタリア窮地に
- 海外
- 2018.09.28
『男子世界バレー2018』は現地9月27日、トリノ(イタリア)にて第3次ラウンド(ファイナル6)の2日目が行われ、ネーションズリーグ初代王者のロシア敗退の衝撃が走った。

前日の敗戦のショックを引きずったか、ロシア(コート手前)は勝ち切れず
■I組(ブラジル、ロシア、アメリカ)

アメリカのアンダーソン(コート奥)がロシアのブロックを攻略した
〇アメリカ 3(25-22,25-23,25-23)0 ロシア●
“うまさ”のアメリカと、“高さ”のロシア。それぞれの持ち味が存分に発揮された試合は、いずれのセットも拮抗した展開となったものの、アメリカがストレート勝ちを収めた。
序盤からサイドアウトの応酬が続くも、第1セット終盤にアメリカがサーブで崩し、ダニエル・マクダネルがブロックポイントを奪う形でリード。そのままアメリカが先取する。
第2セット以降、ロシアは負傷したエゴール・クリュカに代えて、期待の若手サウスポー、ビクトル・ポルタエフを先発で起用。そのポルタエフが切れ味鋭いスパイクを決める一方で、大黒柱のドミトリー・ムセルスキーも高さを生かしたブロックで存在感を見せる。
だが、この試合を制したのは、アメリカの巧みな攻撃だった。セッターのマイカ・クリステンソンがボールをさばき、コントロール。ロシアの高さあるブロックに対し、マシュー・アンダーソン、アーロン・ラッセル、そして主将のテイラー・サンダーらアタッカー陣は、ときに力強く、ときにさらりと交わすように得点を重ねる。最多17得点をあげたラッセルは「空いているエリアをよく見て、決めることができたよ」と満足げ。終わってみれば、アメリカがストレートで下した。
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