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春高2024

「高校バレーは頭脳が9割」が電子書籍化

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  • 2021.03.05

 

「ひとつの方向から見たら、それはあかんといわれるようなことでも、その選手にとってそれが武器なら伸ばせばいい」福井將人監督(開智高校)

指導者を志した学生時代、名将との出会いが人生を決定付けた。発想力豊かな指導で選手の可能性を最大限に引き出す“カメレオンバレー”。常に今ある力、選手で〝オリジナル〟を追求し“和歌山に開智あり”と、言われるチームに育て上げた名将の指導理論。

 

 

「監督が嫌、コーチが嫌、あの選手と合わないという前にまず君だろう、と。自分がいちばん大事だと思っていることを人の基準に合わせるなんてもったいない」小川良樹監督(下北沢成徳高校)

 自分で考え実践する力を育成期に養うことを大切にすることが、今だけでなく未来へとつながる——。チームを日本一に導き、数多くの日本代表選手を育てたことで知られる小川監督。選手の自主性を重んじた指導で知られる監督も、かつてはスパルタ型だった。その指導法をガラリと変えることになったきっかけとは? 

 

「ミドルブロッカーだろうと、セッターだろうとまずはしっかり打たせる。古いと言われてもね、これだけは譲れないんですよ」羽田野義博監督(星槎国際高校湘南)

 中学校の指導者から、高校へ。さらには男子、女子と垣根を超えて渡り歩いた唯一の名将。定年後も新たなチームを全国大会に導くなど、地元にこだわり神奈川で育った選手たちで強いチームへと育て上げた高い指導力とその情熱の源に迫る。

 

「いろんなことを考えて実践できないとバレー人生を狭めることになってしまう」梅川大介監督(駿台学園高校)

 高校バレー界屈指の頭脳派。Vリーグチームのアナリストを経て高校監督へと進んだ異色の経歴を持つ梅川監督。就任からわずか4年でチームを日本一へと導き、2017年には全国三冠を達成するなど“将来を見据え、大きく育てる”指導を実践する若き知将の哲学とは?

 

「速い攻撃を器用にやる選手はいっぱいいるし派手にも見えるけれどやっぱり最後に勝つのは王道」伊藤孝浩前監督(大村工業高校)

 長崎の五島列島から始まった教員生活。1年目でしたためた退職願は覚悟の証だった。決して恵まれた環境ではなかったが、指導への熱い想いが選手たちを突き動かし、異動した大村工を全国屈指の強豪チームへ。Vリーグや日本代表で活躍するセッターを多く生み出した伊藤前監督のリーダー論。

 

【著者】

田中夕子 Tanaka Yuko

神奈川県生まれ。神奈川新聞運動部でのアルバイトを経て、月刊トレーニングジャーナル編集部勤務。2004年にフリーとなり、バレーボール、水泳、フェンシング、レスリングなど五輪競技を取材。ライフワークとも言える高校バレーはインターハイ、春高などの全国大会をベースに、多くのチームや選手を取材。今回が初めての著作となる。

 

高校バレーへの情熱が詰まった一冊を電子書籍でもぜひお求めください。

 

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