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春高2024

高梨,李の活躍で2大会ぶりの決勝進出[第21回男子アジア選手権]

  • 日本代表
  • 2021.09.19

 第21回アジア男子選手権大会の競技6日目が9月18日(土)、千葉ポートアリーナ(千葉)ほかで行われ、E組1位の日本は準決勝でF組2位のチャイニーズタイペイと対戦。3-1(25-16,22-25,25-21,25-20)で勝利し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。また、この結果によって、2022年にロシアにて行われる世界選手権大会の切符をつかんだ。

 

<チーム2位タイの15得点で、スタメン起用に応えた高梨(中央)>

 

 13日(月)のバーレーン戦以来のスタメン出場となった高梨健太と、李博がともにチーム2位の15得点を決める活躍を見せ、勝利に貢献した。なお1位は16得点の石川祐希だった。

 

 第1セット序盤は藤井直伸、李の東レコンビが躍動。2度の3連続得点で主導権を握ると、李が中盤に3連続でクイックを決めるなど、このセット6得点をマークし、大きくリードを広げて先取した。

 

 第2セットは終盤に相手エースの劉鴻敏の活躍もあってセットを落としたが、第3セットは李のクイックやブロック、高梨のパイプ攻撃が決まり、再び日本ペース。終盤に1点差まで迫られるも、石川の連続得点などで一度もリードを許すことなく決勝進出へ王手をかけた。

 

<高梨と同じくチーム2番目の得点をマークした李(写真中央)>

 

  第4セットは中盤までリードを許したものの、このセットから出場した小野寺太志のサーブが転機に。相手のレシーブを乱すと、石川祐希の3連続得点を含む7連続得点で一気に突き離した。最後は高梨と大竹壱青の連続ブロックで試合を決めた。

 

 19日(日)18時からの決勝で、日本は東京2020オリンピックで対戦したイランとマッチアップ。千葉ポートアリーナを舞台に、前回王者とアジアの頂点を争う。

 

<2大会ぶりの優勝を目指す日本>

 

【試合後コメント】

中垣内祐一監督「高梨は今大会に限らず、ネーションズリーグからピンチのときに出て、多くのケースで活躍しています。今日もディフェンスでいいプレーがありました。世界選手権の切符を取る、つまり上位2チームに入ることが(今大会の)目標でした。明日はとにかくベストを尽くして勝ちたいです」

石川祐希キャプテン「いいプレーができているわけではないですが、集中力を切らさず、世界選手権の切符獲得という最低限の目標を達成することができてよかったです。目標は優勝なので、明日勝ち切って優勝したいと思います」

李 博「藤井とトスを合わせてきて、オリンピックでもアジア選手権でも一緒にやれて、とても信頼しているので、引き続き頑張ります。絶対優勝する、とみんなで言っているので、明日いい試合ができるように精いっぱい頑張ります」

高梨健太「非常に苦しい展開でしたが、集中を切らさずにチーム一丸となって戦えたのが勝利の要因だと思います。世界選手権の切符をつかめてうれしいですし、明日もしっかりとパフォーマンスを発揮できるよう調整して頑張ります」

 

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