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V3降格を転機に。長野GaRonsは、あきらめない

  • V2・V3
  • 2022.02.16

 ホームタウンである長野県須坂市が誇る桜の名所「臥竜公園」が、チーム名の由来である長野GaRons。2016/17シーズンにVリーグに参戦後、少しずつステップアップを遂げてはいたが、現在戦うステージはVリーグの中で最も下位のカテゴリーであるDIVISION3(V3男子)。再起を誓うチームの姿が、ここにある。

 

<臥(Ga)竜(Ron)の文字から命名された長野GaRons。チームロゴには竜が仕立てられている>

 

20-21シーズンに過去最高成績も、ライセンスダウン(降格)

 

 Vリーグに参戦し、6シーズン目を迎える長野GRだが、その歴史は長く、1974年に創部された富士通長野工場のバレーボール部をルーツに持つ。参戦初年度はV・チャレンジリーグⅡ(現・V3男子)で8チーム中4位の好スタートを切ると、リーグの改編もあった18-19シーズンからは一つ上のステージであるV2男子へ。そこから2シーズンは大きく負け越したが、20-21シーズンは11チーム中6位と前進した。

 

 もっとも2019年にはチーム内における不祥事もあり、支援者たちの“チーム離れ”が生じた。そうして「ほんとうにゼロからのスタートで立て直しました」(篠崎寛監督)と再出発を図り、20-21シーズンの躍進につなげた。

 

<昨季からメンバーも変わり、フレッシュな顔ぶれが並ぶ>

 

 だが、チーム運営にヒビが生じていたことも事実で、21-22シーズンに向けたライセンス審査では「競技力、財務力、運営力がS2条件に到達していない」(チームのHPより/2020年10月17日)ことから、結果は“S3”。それはV2男子への参戦権を有しないものであり、V3男子への降格を意味していた。

 

 「(21-22シーズンへの)審査の前から、まさにチームの立て直しを図っている段階で、その矢先のライセンスダウンでしたから。チームの再建に賛同し、力を尽くしてくれた在籍年数の長い選手たちにとってショックは大きかったです」と篠崎監督。昨季から大幅にメンバーが変わった背景には少なからず、そういった事情があった。

 

 ただ同時に、それが一つのターニングポイントともなった。

 

 「メンバーが昨季とまったく異なる分、意識の部分でもしっかりと変わることができました。今では(ライセンスダウンが)いい転機だったのかなと思えます」(篠崎監督)

 

<長野県出身の⑲奥原蓮(山梨学院大在学中/写真コート奥)は高い得点力で貢献する>

 

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