さくらバレー 女子ベスト8チームの戦力をチェック
- 高校生
- 2022.03.24
第27回全国私立高等学校男女選手権大会(さくらバレー)の予選トーナメントが 3月24日(木)に東京・神奈川の各会場で行われ、ベスト8が出そろった。最終日となる25日(木)には準々決勝から決勝までが行われる。準決勝、決勝のライブ配信(https://mainichi.jp/sakura-volley/2022)を前に、女子のベスト8チームをチェックしよう。

古川学園(宮城)
タピア・アロンドラを筆頭とした高い攻撃力を武器に、今年の春高で準優勝したチームが進化を遂げて、ここまで強豪を圧倒してきた。主将を務める強気な司令塔、熊谷仁依奈のトスワークで春の頂点へと駆け上がる。

三浦学苑(神奈川)
予選はグループ最下位の3位通過だったが、トーナメントに入ると近江(滋賀)、札幌大谷(北海道)、福岡大附城東(福岡)との3連戦すべてフルセット勝利。その粘りで最終日はまず、初日に圧倒された古川学園との再戦に挑む。

東海大付大阪仰星(大阪)
3年生を中心にコンビバレーを展開し、ラリーが続けばエース御前穂佳主将を筆頭に、高いトスを打ちきり得点を重ねる。共栄学園(東京)など全国常連校を相手に、フルセットで勝利すること3回。競り合いを制す力も抜群だ。

三重(三重)
春高ベスト8のメンバーである新3年生4人が中心となって、今大会もベスト8へ。倒れながらもボールをつなぐ粘りのバレーから、セッター池田涼風を起点に、高さとパワーのあるスパイカー陣が長いラリーを制する。

金蘭会(大阪)
昨夏のインターハイ、今年の春高ベスト4を経験したメンバーが多く残る中、セッターに花岡千聡を起用するなど、新1年生が続々と登場。警戒されるエースの上村杏菜以外で、いかに得点を重ねられるかが優勝のカギ。

東京都市大塩尻(長野)
予選リーグ戦は札幌山の手(北海道)にストレート負け。しかし、グループ2位で迎えた予選トーナメント決勝で文京学院大女(東京)に逆転勝ちし、底力を見せた。1年生時から経験豊富な伊藤采音主将らを絡めたコンビバレーが魅力。

京都橘(京都)
前回大会(2019年)女王。予選トーナメント決勝は、進徳女(広島)にマッチポイントを握られながら、坂口澪奈の連続得点もあり逆転勝ち。試合経験の少ない選手が多いが、セッターの佐藤亜海を軸に「高速立体バレー」を発揮できるか。

下北沢成徳(東京)
失セット0と対戦相手を圧倒し、ベスト8へ。対角を組む谷島里咲と佐藤彩夏が得点源で、身長184㎝の古川愛梨は中央からだけでなく、サイドからもパワフルにスパイクを打ち込む。新3年生中心の布陣で、初タイトルを目指す。
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