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春高2024

火の鳥NIPPONの姿を国内で楽しんでいただきたい! “ミズノマッチ”と銘打った代表紅白戦に秘めたミズノの思い

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  • 2022.08.19

ミズノのバレーボール愛が詰まった日本代表紅白戦

 

 「バレーボールを楽しんでいただきたい。楽しむ中で、ミズノがバレーボールをサポートしていると気づいてもらえたらうれしいですね」。ミズノ株式会社コンペティションスポーツ事業部・依田彩和さんが笑顔で話す。

 

 8月13、14日はジップアリーナ岡山(岡山)にて、今週20、21日にはヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路)にて、「2022女子バレーボール世界選手権壮行試合 日本代表紅白戦 ミズノマッチ」を開催。世界選手権(9月23日〜10月15日、オランダ、ポーランドで開催)に向けて強化を進める火の鳥NIPPONが、日本のファンの前でプレーする姿を見せた。

 “ミズノマッチ”と冠がついた日本代表紅白戦。ミズノとしても、こういった試みは初めてだという。

 

 

 

 「昨年、東京2020オリンピックはありましたが、新型コロナウイルスの影響もあって、なかなか日本代表の試合は日本で行われませんでした。男子代表は国内でネーションズリーグがありましたが、世界選手権もヨーロッパでの開催となるため、国内で女子代表を見る機会がないという中で、冠となってイベントをやりたいという思いに至りました。元々、商品として代表のサポートはずっと前から行っていますが、女子バレーの人気を高めていきたいというところを含めて、眞鍋政義監督(ミズノブランドアンバサダー)とも話を進め、快諾いただいたというのが経緯です」

 

 今年2月の記者会見で、世界選手権でのメダル獲得という目標を掲げた眞鍋監督。5月末からスタートした「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022」のあと、このエキジビションマッチがなかったら、国内で火の鳥NIPPONの姿を見る機会はほぼなかったことから、ファンにとってはまたとない機会となった。

 

 

 ミズノにとってバレーボールは、特に思い入れの深いスポーツである。1989年以来、30年以上に渡って女子日本代表チームのユニフォームを手がけてきているのはもちろんのこと、重要なカテゴリーとして最高のシューズ、ウエアをプレーヤーに提供し続けている。

 今回の“ミズノマッチ”では、ミズノ史上最高の高反発ソール素材と自負する「ミズノエナジー(Mizuno Enerzy)」をPRするブースを設け、弊誌と共に“月バレの表紙になろう”という企画も展開している。

 

          

 

 



 「ミズノエナジー」は、総合スポーツ用品メーカーとして培ってきた「反発性」に関する知見を結集した新素材で、柔らかさによって溜めた接地時のエネルギーを、ロスが少ない状態で反発させるというもの。陸上やランニングなど他競技でも使われているものだが、バレーボールという競技では特に生かしやすいものだという。

 「クッション性、反発生という部分でバレーボールという競技にうまく生かされているテクノロジーだと思います。今や女子日本代表の選手もほとんどがミズノエナジーのシューズを使用していますし、先日開催されたインターハイでも、多くの高校生が着用してくれていました。この素材を使ったシューズを履いたからといって、必ずジャンプ力がアップするということはありませんが、ステップや着地の際のエネルギーをうまく反発力に生かせるのですから、瞬時の動きが必要なバレーボールには適しているのです」と依田さんが説明する。

 

 今回、「ミズノエナジー」のブースでは、バレーボールファンの方が試し履きして垂直跳びにチャレンジしたり、ミズノエナジー素材の上でジャンプをしてその衝撃吸収性・反発性を確かめたりという姿が多く見られた。

 

 また、バレーボールを楽しんでほしい、楽しさを知ってもらいたい、ということで行われたのが「ミズノバレーボールクリニック」だ。これは事前に応募した12歳以下のバレーボールキッズが、火の鳥NIPPONの選手たちと一緒にプレーし、直接教わるという夢のようなイベントである。

 

 

 「こういった経験に刺激を受けて、ずっと続けてくれる子どもたちが一人でも増えてほしいという願いから企画しました。ミズノとしてはジュニアの育成も大切に取り組んでいきたいと考えています。

 

 少子高齢化の中で、多くのスポーツの競技人口が減っています。ただ、バレーボールに限っていえば、中学生・高校生ではコロナ禍のあとも競技人口が増えている状況があります。特に高校ではここ5年くらい右肩上がりとなっています。とはいえ、少子化で子どもたちは減っており、大学生、社会人ともなると競技者が減ってしまう現状がありますので、子どもたちにはバレーボールの楽しさを感じて、大人になってもプレーを続けてほしいという願いがあります。仮にプレーを続けるのが難しいとしても、バレーボールに興味を持っていてもらいたい。メーカーとしても、バレーボールの競技市場をサポートできたらという思いです」(依田さん)



 



 

 

 

 もちろんジュニア年代だけでなく、誰にでもバレーボールに興味を持ってもらえるように、楽しんでもらえるようにと、今回の「ミズノマッチ」では女子日本代表選手サイン入りTシャツの抽選なども行っている。

 

 「我々ミズノバレーボールの軸は、日本代表。30年以上サポートをしてきている歴史もありますが、国内のいろいろなスポーツがある中で、もう1度バレーボールを見て、楽しんでもらえるようにしていきたいという願いがあります。その中で、今回のイベントでは多くの観客の方が応援シャツを着てくださいましたが、そういったウエアやシューズなどの商品という部分でも、バレーボールそしてバレーボールが好きな皆さんを支えていきたい。楽しむ中で、ミズノがバレーボールをサポートしていると気づいてもらえたらうれしいですね」と語る依田さん。

 バレーボールをよく知るメーカーだからこそ、見る側でもプレーする側でも、もっと多くの方にバレーボールを楽しんでもらいたいという願いがある。今回、会場に駆けつけた多くの方が、火の鳥NIPPONのプレーとともに、ミズノのバレーボール愛を感じたはずである。

 

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