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髙橋藍 開幕戦スタメンを獲得し17得点でMVP

  • 海外ニュース
  • 2022.10.04

開幕戦勝利を喜ぶ髙橋藍【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

 

 髙橋藍の所属するイタリア・セリエAのパドヴァは現地時間10月1日(土)、レギュラーシーズン開幕戦を迎え、ホームでモデナと対戦し、3-2(25-22, 16-25, 25-17, 23-25, 15-11)で勝利した。

 

【写真】チームが投稿した髙橋藍の「MVP best moments」

 

 昨季レギュラーシーズン11位のパドヴァが同4位のモデナをフルセットの末に下し開幕戦で金星をあげた。髙橋は開幕スタメンを狙い、代表シーズン終了後すぐにチームに合流。イタリア・セリエAでの2シーズン目で開幕スタメンを勝ち取った。パドヴァのスタメンは、アウトサイドヒッターの髙橋、対角にアスパルフ・アスパルホフ(ブルガリア)、   ミドルブロッカーはフェデリコ・クロサト(イタリア)とアンドレア・カネッラ(イタリア)、セッターにダビデ・サイッタ(イタリア)、オポジットはドゥシャン・ペトコビッチ(セルビア)、リベロはユリアン・ツェンガー(ドイツ)。

 

 髙橋は、第1セット4-4の場面でパイプ攻撃による今季初得点をマークし、チームの4連続得点につなげると、パドヴァがリードを奪う。終盤モデナに追いつかれたが、アスパルホフのスパイクなどで再びリードし第1セットを先制。第2セットはイアルバン・ヌガペト(フランス)のパイプ攻撃などでリードされて落とすと、第3セットはパドヴァ、第4セットはモデナがそれぞれ取り、勝負の第5セットへ突入。4-3の場面で髙橋がモデナのアディス・ラグンジラ(トルコ)のバックアタックを好レシーブで拾い上げると、ペトコヴィッチがバックアタックを決める。さらにサイッタのブロックなどで5連続ポイントへとつながりリードを広げた。終盤モデナが猛追を見せ1点差に迫ったが、パドヴァが逃げきって開幕戦を勝利で飾った。

 

 髙橋は全セットスターティングメンバーで出場しブロック1得点を含む17得点、サーブレシーブ返球率は69%(内Aパス15%)を記録し、試合のMVPに輝いた。

 

 次戦、パドヴァは現地時間10月9日(日)20:30【日本時間10日2:30】から、ルーベとアウェーで戦う。

 

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