石川祐希のミラノはピアチェンツァに敗北「残り3戦でなんとか勝ち点を」
- 海外
- 2023.02.16
石川祐希の所属するミラノは、イタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第8節でピアチェンツァと現地2月12日(日)にアウェーで対戦し、1-3(25-27, 18-25, 25-18,19-25)で敗れた。

【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
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先手を取ったのはホームのピアチェンツァ。身長208㎝のMBロベルランディ・シモン(キューバ)に連続ブロックシャットを浴びてリードを許したミラノだったが、石川にサーブが回った8-10からブレイクに成功。石川もサービスエースを決めて、11-10と逆転する。その後は一進一退の攻防が続き、ミラノが24-22と先にセットポイントに到達するも、相手エースのOHリカルド・ソウザ(ルカレリ/ブラジル)のアタックやサービスエースなど最後は3連続失点を喫して、第1セットを落とす。
第2セットは4-4からピアチェンツァがOPユーリ・ロマノ(イタリア)のサーブでミラノを効果的に崩し、8連続得点と大きくリードを広げる。石川も相手ブロックにつかまるなど、OHミラド・エバディプール(イラン)と交代し、いったんベンチへ。ミラノは終盤こそエバディプールのアタックやMBアグスティン・ロセル(アルゼンチン)のクイックで得点を重ねるも反撃及ばす、2セットダウンとなる。
だが、第3セットは対称的に、6-7からミラノはSパオロ・ポッロ(イタリア)の効果的なサーブを皮切りに9連続得点をあげる。そのままリードを保ち、セットを奪い返した。第4セットは序盤に石川がブロックからの着地時にルカレリの足を踏んづけてしまい倒れこむ場面も見られたが、どうやら問題はなさそうで、その後もプレーを続行。エバディプールとともに得点し、サイドアウトの応酬を繰り広げる。しかし、16-17から喫した3連続失点が響き、1-3で敗れる結果に終わった。
石川はいずれのセットも開始時からコートに立ち、OPジャン・パトリ(フランス)と並ぶチーム最多15得点。アタック決定率は45%、サーブレシーブ返球率は30%(内Aパス13%)をマーク。ミラノは9勝10敗とし、順位を前節の7位から8位へ下げている(12チーム中)。

【Photo:Lega Pallavolo Serie A】
石川祐希コメント
「今日の試合はどちらかといえば自分たちの我慢が足りなかったと感じています。大事な一戦(での勝利)を逃してしまったので、残り3戦でなんとか勝ち点を取るしかありません。個人的にはアタックをブロックされるケースやサーブミスが多かったと感じているので、そこを修正して次戦に臨みたいと思います。チームを波に乗せられるような、また常に安定感をもたらせられるようなプレーや、それ以外の部分でも、もっともっと成長しなければいけません」
※ポジション表記/OH=アウトサイドヒッター、OP=オポジット、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ
石川祐希 イタリア・セリエA【ミラノ】 チーム成績・個人成績
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