長崎県（少年女子）【写真：月刊バレーボール】

　鹿児島県で開催されている特別国民体育大会（燃ゆる感動かごしま国体）、少年男女のバレーボール競技のトーナメント1回戦が10月8日（日）に行われた。鹿児島市にある南栄リース桜島アリーナ（桜島総合体育館／少年男子）、西原商会アリーナ（鹿児島アリーナ／少年女子）でそれぞれ各8試合（計16試合）が行われた。

【表】燃ゆる感動かごしま国体（少年男女）トーナメント表

　シードの8チームが登場する少年男女トーナメント2回戦は、10月9日（月・祝）にそれぞれ1回戦と同じ会場で、各8試合（計16試合）が行われる。

　少年男子は、インターハイベスト8の川内商工高が中心の地元・鹿児島県が、正智深谷高が軸の埼玉県にストレート勝ち。身長201㎝で今年U19日本代表に選ばれた松井陽輝（旭川工高）を擁し、7校による合同チームの北海道は、西原高が主力の沖縄県に2-0で勝利した。

　少年女子は今春から元・九州文化学園高（長崎）の井上博明監督が指揮を執り、その選手らが転校した西彼杵高が長崎県代表として全国大会初出場。第1セットを先取したが、誠信高が中心の愛知県に逆転負けを喫した。

　試合結果は下記の通り。

【10月8日試合結果】

■トーナメント1回戦

＜少年男子＞

会場：南栄リース桜島アリーナ（鹿児島市）

【第1試合】

秋田県 2-1 和歌山県

高知県 2-1 広島県

【第2試合】

山口県 2-0 香川県

神奈川県 2-0 長崎県

【第3試合】

長野県 2-0 岐阜県

北海道 2-0 沖縄県

【第4試合】

鹿児島県 2-0 埼玉県

愛知県 2-0 山形県

＜少年女子＞

会場：西原商会アリーナ（鹿児島市）

【第1試合】

大分県 2-0 徳島県

福島県 2-0 高知県

【第2試合】

福井県 2-0 三重県

神奈川県 2-0 熊本県

【第3試合】

宮崎県 2-1 兵庫県

京都府 2-0  埼玉県

【第4試合】

北海道 2-0 山形県

愛知県 2-1 長崎県

　この大会は鹿児島県で2020年に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり延期されていた大会。バレーボール競技は10月8日（日）～11日（水）に、少年男子は南栄リース桜島アリーナと西原商会アリーナ（ともに鹿児島市）、少年女子は西原商会アリーナで行われ、それぞれ24チームが出場する。

【関連記事】

■インターハイ男子完全優勝の駿台学園高はなぜ強い？ 「レベルが違いすぎました」「選手層が厚くて強い」ライバルたちの声

■かごしま国体の少年・成年男女組み合わせが決定

■インターハイ準優勝の東山単独チームの京都、同ベスト４の昇陽が軸の大阪、和歌山が本戦へ【特別国体バレーボール近畿ブロック大会（少年男子）】

■インターハイ初戦敗退に終わった金蘭会単独チームの大阪がリベンジの切符をつかむ　 兵庫県、京都府も代表に【特別国体バレーボール近畿ブロック大会（少年女子）】

■インターハイ女王の下北沢成徳単独チームの東京都が本戦へ 埼玉県は男子とともに切符獲得【特別国体関東ブロック大会（女子）】

【次ページ】燃ゆる感動かごしま国体（少年男女）トーナメント表