大阪ブルテオンが5月19日(月)にパナソニックアリーナ(大阪)にて、ファンクラブ有料会員限定「2024-25 OSAKA BLUTEON CLUB感謝デー」を開催した
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平日にもかかわらず
1000人以上が来場
準優勝で世界クラブ選手権の切符を獲得したアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパンから一夜明け、本拠地には平日にも関わらず1217名のファンが駆けつけた。ユニフォーム姿の選手たちが登場するなか、最後にサプライズで現れたのは大塚達宣。今季はミラノ(イタリア)でプレーし、3シーズンプレーした古巣(当時はパナソニックパンサーズ)と、アジアチャンピオンズリーグ限定で契約を結んでいた。ミラノのユニフォーム姿でマイクを握り、真剣なまなざしで思いを口にした。
「本来この場に立つべきではないと思っているんですけど、昨日(18日)まで行われていたアジアチャンピオンズリーグに出場させていただいて。選手やスタッフの皆さん、ファンの皆さんに温かく迎えてもらったおかげでプレーすることができたので、この場を借りて感謝の思いを伝えたくて参加させてもらいました。また、こうやってミラノのユニフォームを着ているのも、ミラノの方が送り出してくれたおかげで、ほんとうに感謝しています。皆さん、ありがとうございます」
イベントではまず、「スーパーハイタッチ」と題し、びっしりと埋まった1階席のファンとハイタッチ。狭い座席間を全選手が回ってくるということもあり、ファンは笑顔に包まれた。そして、西田有志、清水邦広、ミゲル・ロペス、山内晶大をキャプテンとし、チーム対抗のサーブ対決イベントへ。選手たちがファンとともに競うのがこの企画の特徴で、「お笑いをやっていないとダメ」(今村)、「春高に出たことがある人!」(中村駿介)と各チームのカラーを出しながらファンをスカウトした。西田や甲斐優斗はジャンプサーブで果敢に攻めたが、選手はコートに設置されたボードに誰も当てられず。3人のファンが命中させた清水チームが勝利した。じゃんけんの末に最下位に終わったロペスチームは、罰ゲームとしてSNSでも話題の「西山ダディダディ」ならぬ「竹内(慶多)ダディダディ」を踊らされた。
選手とのツーショット、練習で使用したサインボールのプレゼント抽選会を終え、第2部として今季限りで退団、引退をする選手やスタッフがスピーチ。引退する小宮雄一郎は岩沢恭冴アナリスト、今村貴彦は白澤健児コーチのトスでラストスパイクも放ち、会場は温かい拍手に包まれた。
5シーズンチームを率いて、今後は男子日本代表の指揮を執るティリ・ロラン監督は「5年間はほんとうに長かったですが、奥さんとともにほんとうに素晴らしい経験をさせてもらって非常にありがたいです。ありがとうございました」と感謝。最後は試合後恒例の儀式「勝利の太鼓」で、イベントを締めくくった。
取材・写真/田中風太(編集部)
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