gv-logo

SVリーグ2024-25

川内商工高と鹿児島女高が優勝 インターハイ鹿児島県予選

  • 高校生
  • 2025.06.02

男子優勝の川内商工高

 

 

 第78回鹿児島県高等学校バレーボール競技大会(兼全国・九州大会県予選)は、61日に西原商会アリーナで大会最終日を迎えた。男子は川内商工高が5年連続6回目の優勝、女子は鹿児島女高が2年ぶり49回目の優勝を果たし、それぞれ全国大会への出場を決めた。

 

 

川内商工高は5年連続6回目の優勝

 

 

春高ベスト8の川内商工高は新チームも視界良好

 

 男子決勝リーグ最終戦、2勝どうしで激突した川内商工高と樟南高の一戦は、川内商工高が攻守にわたってギアを上げ、ストレート勝ち(25-1225-19)で樟南高を退けた。3年生アウトサイドヒッターの尾田原琉碧と、今季スーパールーキーとして加入した1年生オポジット田中洸が躍動。さえわたるジャンプサーブで樟南高の守備を崩し、攻撃の芽を摘んだ。

 守備では、リベロに入った3年生の牧田蒼翔が安定感をもたらし、声を出してチームを鼓舞。3年生ミドルブロッカーの吉永博智、2年生の飯伏文矢、3年生の原囿愁穂らも加わり、全員バレーで一気に勝負を決めた。

 

 田代博明監督は、「手の内を読まれるなかで、布陣を変えるなど構える部分もあった」と、県大会の難しさを振り返る。「春高ベスト8から、もう一つ上の山に挑めるよう、チームのでこぼこ感をなくして戦いたい」と全国を見据える。

 キャプテンの尾田原は、「先輩たちがつないできた優勝を、自分たちの代でも達成できてうれしい」と笑顔を見せた。この夏、川内商工高の新たな章が幕を開ける。

 

 

女子で優勝した鹿児島女高

 

 

鹿児島女高は昨年のリベンジ

 

 女子決勝リーグ最終戦は、鹿児島女高が1年前には敗れた鹿児島実高を寄せつけず、ストレート勝ち(25-1225-16)で2年ぶりの頂点に立った。攻撃の枚数を増やして臨んだ鹿児島女高は、第1セット序盤から連続ブレイクで大量リードを奪い、流れを掌握。

 第2セットでは、3年生エースの山下凛華が負傷退場するアクシデントに見舞われたが、3年生ミドルブロッカー小園朝巳が鋭い速攻で得点を重ねてチームを支えた。中盤以降、復帰した山下(凛)、キャプテンの3年生、山下京香、同じく3年生の山口友奈らが得点源となり、どこからでも攻められるバレーで春高ベスト16の鹿児島実高を圧倒した。

「粘り強く、全員で守って全員で点を取る、つなぐバレーを全国でも発揮したい」と、山下(京)キャプテンは力を込めた。

 

昨年度はインターハイ、春高ともに県で敗れた鹿児島女高がリベンジを果たした

 

取材/泊 亜希子

 

■インターハイ2025 全国各地で予選開催中【5/25~5/27・出場校一覧】

■「女子でもパイプ(攻撃)ができるんだぞ、となれば」優勝した八王子実践高が目指すのは男子ばりの攻撃【春季大会兼関東大会東京予選(女子)】

■女子は筑波大、男子は早稲田大が優勝 黒鷲旗JVA第73回全日本選抜大会

■駿台学園高の新監督は髙橋藍、水町泰杜らと同世代の23歳 高橋真輝新監督「SVリーグや日本代表で活躍できる選手を」

■日鉄堺BZ 大宅真樹と高梨健太の加入を発表

  • ANYTEAM×下北沢成徳高
  • AERO STREAM D-TECH
  • バレーボールネーションズリーグ
  • SVリーグ2024-25
  • 全中2024
  • 北部九州インターハイ2024
  • 男子日本代表応援サイト2025
  • 女子日本代表応援サイト2025
  • NBPオンラインショップ
  • 自社広告のご案内
  • 全国専門学校選手権2019

pagetopbtn