男子日本代表 ティリ新監督の初陣で開催国の中国にストレート勝ち
- 男子日本代表
- 2025.06.11
宮浦健人(男子日本代表)【Photo:Volleyball World】
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子予選ラウンド第1週中国大会が開幕。日本(FIVBランキング6位)は、現地6月11日(水)に中国(同24位)と対戦し、3-0で勝利した。
新たに指揮を執るティリ・ロラン監督にとって初陣となる今大会。前回大会で準優勝を飾った日本は、初戦で開催国の中国と対戦した。第1セットは中盤まで互いに譲らず、サイドアウトを取り合う展開。中国大会で主将を務める富田将馬のサーブから宮浦健人がスパイクを決めて前に出ると、そのあとはエバデダンラリーの速攻や大塚達宣のサービスエースなどで得点を重ね、セットを先取した。
第2セットは立ち上がりから富田のサービスエースを含む連続得点で先行。そのあと連続失点を喫して同点に追いつかれる。それでも中盤に大塚と宮浦のスパイクや村山豪のブロックなどで一気に引き離して主導権を握り、このセットも奪い取った。
第3セットはあとがなくなった中国が意地を見せ、中盤に連続得点を奪って先行する。その後は一進一退の攻防が続くが、中国にミスが重なり逆転に成功。そのあとは村山の速攻や宮浦のスパイクなどで得点を重ねて逆転は許さず、ストレート勝ちを収めた。
VNLは今大会から男女それぞれ出場チームが16から18に、予選ラウンドの開催都市が各週2から3へと変更されて行われる。男女各18チームがそれぞれ3週間にわたり世界各国で予選ラウンドを行い、8チームによる決勝ラウンドで優勝を争う。
■ネーションズリーグ2025男子予選ラウンド
第1週中国大会
日本(FIVBランキング6位) 3-0 中国(同24位)
(25-23、25-14、25-22)
■日本の第1セットスターティングメンバー
富田、エバデダン、大宅、大塚、村山、宮浦、リベロ小川
■日本のトップスコアラー(上位3人)
宮浦 13得点(アタック13得点)
富田 11得点(アタック9得点、サーブ2得点)
大塚 10得点(アタック8得点、サーブ2得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第2戦)
6月12日(木)20:30(日本時間21:30)
対戦相手:ポーランド(FIVBランキング1位)
■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)
BS-TBS 6/12(木)21:00〜
U-NEXT 6/12(木)21:10〜
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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