ペルージャで初制覇したチャンピオンズリーグのメダルを手に帰国会見に臨んだ石川祐希

　石川祐希にとってイタリアでの10シーズン目となった2024-25シーズン、ペルージャに移籍して挑んだセリエAはプレーオフの結果3位に終わったが、ヨーロッパチャンピオンズリーグでは現地5月18日のファイナルでザビエルチェ（ポーランド）に3-2で勝利。日本人として初めての栄冠を手にした。

　その後はチームの勧めもあってペルージャに残り、休養をとりつつトレーニングを行うなどリフレッシュしていたが、このたび6月25日に帰国。メダルを手に、元気な姿を見せた。

まずはネーションズリーグ千葉大会に照準

　トップチームでのシーズンを「非常に充実していました」と振り返った石川。「来季は今シーズン以上に、試合に出られる自信や活躍する自信を持っているので、そこに向けてまた準備をしていきたいと思います」と力強いコメントを発していた。

　すでに始まっているネーションズリーグにおける日本代表の戦いぶりについては「中国ラウンドで非常にいい結果を残してくれており、活躍している選手たちを誇らしく思います」と話した一方で「去年戦ったメンバーには『この第2週が勝負だね』と伝えています。結果というよりも内容に期待したいです」と、強豪のそろうブルガリアラウンドの戦いぶりを気にかけていた。

　今後は7月の沖縄合宿から日本代表に合流し、7月16日（水）より男子の試合が始まる買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会へ向けた調整を進める予定となっている。

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