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天皇杯・皇后杯 JVA全日本選手権大会ファイナルラウンド 女子は大阪MVとNEC川崎が決勝へ、男子決勝は初優勝を目指すヴォレアスとWD名古屋

大阪マーヴェラス【写真:月刊バレーボール】

大阪マーヴェラス【写真:月刊バレーボール】

 

 

 令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドは、男女準決勝の4試合(男女各2試合)が、12月20日(土)に京王アリーナTOKYO(東京)で行われた。女子は大阪マーヴェラスとNECレッドロケッツ川崎、男子はヴォレアス北海道とウルフドッグス名古屋が決勝進出を決めた。

 

 女子準決勝の第1試合は、大阪マーヴェラスと埼玉上尾メディックスの対戦。今季リーグ戦ではストレートで2戦2勝している大阪MVが、今回も埼玉上尾をストレートで退け決勝進出を決める結果となった。第1セット中盤まで先行したのは埼玉上尾だったが、そこから巻き返した大阪MVが終盤で逆転に成功。流れをつかんだ大阪MVが、そのまま主導権を離さず3セットを連取した。

 第2試合では、NECレッドロケッツ川崎が前回王者のヴィクトリーナ姫路と対戦。 今大会ここまで失セット0で勝ち上がってきた好調のNEC川崎は、競り合いの展開となった第1セットを先制すると勢いに乗った。第2セット以降も姫路に反撃の隙を与えないまま、ストレート勝ちを収めて決勝へと勝ち進んだ。

 

 一方、男子準決勝の第1試合は、セットカウント0-2からの大逆転を演じたヴォレアス北海道が、東京グレートベアーズを下して決勝へと駒を進めた。ジュースの末に第1セットを先取した東京GBは、続く第2セットも競り合いの展開から奪取。接戦の2セットを落として追い詰められたヴォレアスだったが、決勝進出への闘志を失うことなく、再びジュースにもつれた第3セットを奪い返すと、そのまま第4セットを連取。両者一歩も譲らない展開は最終セットまで続いたが、最後は追いついたヴォレアスが勢いに勝って逆転勝利。大激戦を制して決勝進出を決めた。

 第2試合ではウルフドッグス名古屋とジェイテクトSTINGS愛知が対戦。こちらは、今季リーグ戦では2戦2敗していたWD名古屋が奮起。第1、第2セットを連取して勝利に王手をかけると、ジュースにもつれ込んだ第3セットも押しきって決勝へと駒を進めた。

 

ウルフドッグス名古屋【写真:月刊バレーボール】

 

 

 試合結果は下記の通り。

 

【12月20日(土)ファイナルラウンド準決勝】

会場:京王アリーナTOKYO(東京)[特設コート]

 

<女子>

■第1試合

大阪マーヴェラス 3-0 埼玉上尾メディックス

(25-23、25-16、25-18)

 

■第2試合

NECレッドロケッツ川崎 3-0 ヴィクトリーナ姫路

(25-22、25-19、25-17)

 

<男子>

■第3試合

ヴォレアス北海道 3-2 東京グレートベアーズ

(24-26、23-25、26-24、25-20、15-11)

 

■第4試合

ウルフドッグス名古屋 3-0 ジェイテクトSTINGS愛知

(25-22、25-17、27-25)

 

【ファイナルラウンド決勝】

会場:京王アリーナTOKYO(東京)

<女子>

12月21日(日)11:00~

大阪マーヴェラス vs. NECレッドロケッツ川崎

 

<男子>

12月21日(日)16:00~

ヴォレアス北海道 vs. ウルフドッグス名古屋

 

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天皇杯ファイナルラウンドトーナメント表

 

 

 

皇后杯ファイナルラウンドトーナメント表

 

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