天皇杯・皇后杯 JVA全日本選手権大会ファイナルラウンド 男子はヴォレアスが前回王者のサントリーを下し準決勝進出 女子は連覇を狙うヴィクトリーナ姫路がベスト4へ
- SV女子
- 2025.12.14
ヴォレアス北海道【写真:中川和泉】
令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドは、男女準々決勝の計8試合(男女各4試合)が、12月14日(日)に東京体育館(東京都)で行われた。ファイナルラウンドは各ブロックラウンドを勝ち上がった男女各16チームに、2025-26 SVリーグに所属する(男子9、女子14)チームを加え、男子計25チーム、女子計30チームがトーナメントによって優勝が争われている。
男子は、VC長野との接戦を制して勝ち上がってきたヴォレアス北海道が、前回大会王者のサントリーサンバーズ大阪を撃破。今季リーグ戦では2度対戦し2敗していたヴォレアスだが、第1セット先取すると、その勢いのまま第2セットも連取。第3セットはサントリーが意地を見せて奪い返したものの、終始競り合う展開となった第4セットをヴォレアスが押しきって準決勝進出を決めた。
また、フルセットにもつれる接戦となったのは、ジェイテクトSTINGS愛知と東レアローズ静岡の対戦。東レ静岡がセットを先取したが、立て直したSTINGS愛知が第2、第3セットを連取。それでも東レ静岡が第4セットを再び奪い返し、勝負は最終セットへ。一進一退の攻防は最終セットも続いたが、最後はSTINGS愛知が振りきって準決勝へと勝ち進んだ。
そのほかの対戦は、東京グレートベアーズが広島サンダーズを、ウルフドッグス名古屋が日本製鉄堺ブレイザーズをストレートで下して準決勝へと駒を進めた。
女子の4試合はいずれもストレートで決着。連覇を狙うヴィクトリーナ姫路は、今季リーグ戦では2戦2敗のSAGA久光スプリングスを下して準決勝進出を決めた。第1セットの点の取り合いに競り勝った姫路が流れを引き寄せ、SAGA久光に反撃を許さないままストレート勝ち。
そのほかの対戦は、大阪マーヴェラスはクインシーズ刈谷を、埼玉上尾メディックスはデンソーエアリービーズを、NECレッドロケッツ川崎はPFUブルーキャッツ石川かほくをそれぞれストレートで下し、準決勝へと勝ち上がった。
※大阪ブルテオンは12月16日(火)からブラジルで開催される2025男子世界クラブ選手権に出場するため、今大会の出場を辞退
ファイナルラウンドの第2週は、12月20日(土)、21日(日)に京王アリーナTOKYO(東京都)で開催され、20日に男女準決勝、21日に男女決勝が行われる。
NECレッドロケッツ川崎【写真:中川和泉】
試合結果は下記の通り。
【12月14日(日)ファイナルラウンド準々決勝】
会場:東京体育館(東京)
<男子>
[Bコート]
■第1試合
ヴォレアス北海道 3-1 サントリーサンバーズ大阪
(25-22、25-21、22-25、29-27)
■第2試合
東京グレートベアーズ 3-0 広島サンダーズ
(25-16、25-17、25-19)
■第3試合
ウルフドッグス名古屋 3-0 日本製鉄堺ブレイザーズ
(25-23、32-30、25-15)
■第4試合
ジェイテクトSTINGS愛知 3-2 東レアローズ静岡
(22-25、25-20、25-22、22-25、15-13)
<女子>
[Aコート]
■第1試合
大阪マーヴェラス 3-0 クインシーズ刈谷
(25-18、27-25、25-11)
■第2試合
埼玉上尾メディックス 3-0 デンソーエアリービーズ
(25-17、25-20、25-18)
■第3試合
ヴィクトリーナ姫路 3-0 SAGA久光スプリングス
(25-23、25-15、25-21)
■第4試合
NECレッドロケッツ川崎 3-0 PFUブルーキャッツ石川かほく
(25-12、25-21、25-18)
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