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春高2026

笑顔の金メダリストたち デフバレーボール女子日本代表チーム優勝報告会

  • 女子日本代表
  • 2026.03.23

集まった参加者たちと、デフバレーボール女子日本代表チーム

 

 

開花宣言の東京で笑顔満開

 世界一の笑顔、再び。昨年11月に開催された東京2025デフリンピックで優勝したデフバレーボール女子日本代表チームが、大会開催地である東京都内で3月21日に優勝報告会を行った。

 

 デフ(Deaf/きこえない・きこえにくい)アスリートのための国際的な総合スポーツ大会、デフリンピックは昨年初めて日本で開催され、デフバレーボール女子日本代表は2大会ぶりの金メダルを獲得。メンバーたちはこれまで、それぞれの地元で報告を行って表彰を受ける機会はあったが、今回は全員がそろって、自分たちの手で感謝を伝える舞台を準備し、支援者や関係者らを含む約80人が出席した。

 

 応援やサポートへの感謝を述べた梅本綾也華主将は、「補聴器を外していても、会場の歓声を感じることができた。ほんとうに人生で忘れられない思い出」と、昨秋のデフリンピックを振り返る。今後はデフスポーツの未来とつながる子どもたちに対して「聞こえなくてもできるということ、そして自分の力で夢を勝ち取っていく舞台があるんだよ、ということを伝えていきたい」と、思いを込めた手話で語った。

 

 

手話であいさつする梅本綾也華主将(前列中央)

 

 

 来賓のあいさつや歓談のあとで、中田美緒選手の編集による大会の振り返り動画が上映されると、会場にはあの舞台の熱気がよみがえった。同時に、挟まれた数々のオフショットは、このチームがどれほどの笑顔と、固い信頼関係によって結ばれているのかをあらためて物語っていた。チームに170㎝を超えるメンバーはいないが、それゆえに本気でカバーし合い、誰かを一人にすることなく強敵に挑んでいく。日本デフバレーボール協会の大川裕二代表理事は「共生社会のモデルとなるチームを体現したのではないか、と確信している」と話したが、これは快挙を見届けた多くの人にとってもうなずけるところだろう。

 最後に登壇した川北美雪監督は、チームを「賃貸の物件のようなもの」だと例えつつ、周囲の協力を得ながら、それを大事に守っていく責任について話した。「中の人は常に変わっていく。ここにいる選手やスタッフも、いずれは誰もいなくなる。しかしデフリンピックは続いていくので、ぜひ皆さんには、中の人が誰であっても、今後ともこのチームのサポートをお願いしたいと思っています」

 

 

表彰やメッセージの数々。右端のジャージは、志半ばで2011年に急逝した今井起之前監督のもの

 

 

 桜色をメインカラーとした東京2025デフリンピックが終わって早くも4ヵ月。東京では報告会の2日前、3月19日に桜の開花が発表された。花やメダルよりもまばゆい選手たちの笑顔は、これからも長く続いていく代表チームの歴史へと、輝かしく刻みこまれる。

 

 

撮影の腕も金メダル級? スマホを構えるのは平岡早百合

 

デフバレーボール女子日本代表チーム

【選手】

#1 中田美緒

#2 岡田夕愛

#3 平岡早百合

#4 栗林愛美

#5 尾塚愛実

#6 佐藤愛莉

#7 長谷山優美

#8 松永彩珠

#9 戌丸奈美

#10 髙濵彩佑生

#11 石原美海

#⑫ 梅本綾也華

#13 高橋朋伽

#14 梅本沙也華

 

【スタッフ】川北美雪、安田恵視、中川菜保、岡田直樹、森田なつき、水田直美

 

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