バレーボール国内トップリーグ、SVリーグ男子の大阪ブルテオンは、2025-26シーズンよりトーマス・サムエルボ氏が監督に就任することを5月29日（木）に発表した。

　フィンランド出身のサムエルボ氏は、現役時代にはイタリア、フランス、ポーランドなど世界各国でプレー。2005/06シーズンにはVリーグの豊田合成トレフェルサ（現・ウルフドッグス名古屋）でプレーした経験がある。引退後は、ロシアやポーランドのクラブチームやフィンランド、ロシア、カナダなど各国の代表監督を歴任。東京2020オリンピックでは男子ロシア代表を銀メダルに導いた。今シーズンはポーランドリーグのアセコ・レソヴィア・ ジェシュフを率いていた。

　大阪Bはレギュラーシーズンを1位でチャンピオンシップに進出。セミファイナルでジェイテクトSTTINGS愛知に敗れ、決勝進出はならなかったものの、リーグ戦終了後に開催されたアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025では銀メダルを獲得した。

　今シーズンまで監督を務めていたティリ・ロラン氏は、男子日本代表監督への就任に伴い、今シーズン限りで退任していた。

　サムエルボ新監督の詳細およびコメントは下記の通り。

トーマス・サムエルボ新監督【写真提供：大阪ブルテオン】

■トーマス・サムエルボ（Tuomas Sammelvuo）／1976年2月16日生まれ／フィンランド出身

▼コメント

この新しい冒険に、とてもワクワクし、そしてやる気に満ちあふれています。私は日本が大好きで、日本で選手として過ごした経験もあります。この経験は、日本の文化や精神に触れる上で助けになります。将来のことはわかりませんが、確実に言えることは、皆さんと一緒に大きなことを成し遂げるために、私が持っているすべて、またそれ以上を注ぎ込むということです。大阪ブルテオンファミリーの一員になれること、大変うれしくまた光栄に思っています。

＜ナショナルチーム指導歴＞

2012年～19年　フィンランド代表監督

2019年～22年　ロシア代表監督

2023年～24年　カナダ代表監督

＜クラブチーム指導歴＞

2016年～19年　クズバス・ケメロヴォ（ロシア）

2019年～22年　ゼニト・サンクトペテルブルク（ロシア）

2022年～24年　ZAKSAケンジェジン＝コジレ（ポーランド）

2024年～25年　アセコ・レソヴィア・ ジェシュフ（ポーランド）

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