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SVリーグ2024-25

秋季関東大学男子リーグ戦開幕を前にイベント主催の明治大と早稲田大、中央大が熱戦

  • 大学生
  • 2025.09.05

 秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦は96日(土)よりスタート。開幕を目前に控え、春季リーグ戦で3位だった明治大の主催によるプレシーズンマッチ「SP!KE FES 2025」が、8月31日に明治大和泉体育館(東京)で行われた。このイベントには今春優勝の早稲田大と同6位の中央大が参加。明治大を含めた3チームが、2セットマッチの特別ルールでそれぞれ対戦し、集まった250名以上の観客を沸かせた。

 

 

状態のよさがプレーに表れた明治大の#1近藤キャプテン。#3佐々木はレフトから巧みなスパイクを披露した

 

 

 第1試合、中央大と対戦した明治大は第1セットの10-10から、ビーチバレーボールでも活躍する黒澤孝太のブロックなど、6連続得点で一気に突き放してセットを先取。両チームともに大きくメンバーを替えた第2セットは、中央大が坂本アンディ世凪と尾藤大輝の活躍で得点を重ね、セットカウント1-1の引き分けに持ち込んだ。この日は明治大戦の第1セットのみ出場した中央大の坪谷悠翔キャプテンは、「チームには得点できる選手がたくさんいるので、自分はつなぎなどの部分にこだわりたい」とこれからの戦いへ意気込みを述べた。

 

 第2試合は早稲田大と中央大の対戦。早稲田大セッターの前田凌吾キャプテンが、最初のプレーで左足をひねり途中交代するも、大事には至らず。松井泰二監督は「大丈夫だと思います」と状態を確認、代わって入った瀬川桜輝が司令塔として攻撃を組み立てた。ミドルブロッカーでコートに入った、2年生のローゼンマーク有廉ジュニア(登録はオポジット)が、2セットともに得点を重ねて中央大から白星を挙げた。第3試合では明治大が早稲田大を各セット20点以内に抑えて勝利。セッターの近藤蘭丸キャプテンが、ミドルブロッカーの渡邉健や山田美雄、アウトサイドヒッターの佐々木駿らスパイカー陣の攻撃を演出し、秋季リーグ戦へ弾みをつける結果を残した。

 

 

全試合終了後には観客と触れ合う時間も。3チームはオリジナルのTシャツを着て参加した

 

 

 明治大が主催するこのイベントでは、オリジナルTシャツが制作され、参加した選手や監督はウォーミングアップや試合で着用。イベントの最後には各チームの監督が印象に残った選手を選出し、明治大からは近藤キャプテンと佐々木の2選手が選ばれた。早稲田大からは板垣慧、中央大は坂本が選ばれ、各チームの指揮官からそれぞれにギフト券が手渡された。「ほかのチームとは違って(ギフト券を)半分にします」と明るく話した明治大の近藤キャプテンは「いつも練習する体育館で、このような試合が行われることはいい経験になります。今回のような活動によって、もっと人気が上がれば」と期待を寄せる。秋季リーグ戦への意気込みを聞かれると「見ていておもしろいと思ってもらえるようなバレーで勝ちにこだわりたい。(攻撃の組み立ては)お楽しみで」と笑顔を見せた。

 

 

イベントの最後には3チームそろって仲よく記念撮影

 

 

 今回のイベントに出場した3校を含めて、12校が参加する秋季リーグ戦は96日に早稲田アリーナ(東京)で開幕。121日(月)から開催される全日本インカレに向けた戦いが始まる。

 

■試合結果

1試合 明治大 125-2018-251 中央大

2試合 早稲田大 225-2025-180 中央大

3試合 明治大 225-1925-180 早稲田大

※全試合2セットゲームの特別ルール

 

■男子日本代表の練習生、三宅綜大が国際親善試合で得た学び「スパイカーだけでなく、セッターも求めていかないと」

■東日本インカレ男子 筑波大が中央大に逆転勝利で6年ぶり9回目の優勝

■東日本インカレ女子 筑波大が接戦を制し7年ぶり6回目の優勝

■西日本インカレ男子 大阪産大が16年ぶりの優勝

■西日本インカレ女子 鹿屋体大が中京大にストレート勝ちで6年ぶりの優勝

 

【次ページ】SP!KE FES 2025その他の写真

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