女子日本代表 セット先取も及ばず、トルコに敗れ3位決定戦へ
- 女子日本代表
- 2025.09.06
女子日本代表【Photo:Volleyball World】
2025女子バレーボール世界選手権のファイナルラウンド準決勝で、日本(FIVBランキング5位)は9月6日(土)にバンコク(タイ)でトルコ(同4位)と対戦。1-3で敗れ、3位決定戦に回ることになった。
オランダとの接戦を制して準決勝に進出した日本は、パリオリンピック準優勝のアメリカを下して勝ち上がったトルコと対戦した。両チームはネーションズリーグ2025の準々決勝で対戦しており、そのときは日本が3-2で勝利している。日本はオランダ戦と同じメンバーで今回のトルコ戦に臨んだ。
第1セットの序盤は競り合う展開となったが、中盤に佐藤淑乃のスパイクなどで連続得点を奪って流れをつかむと、石川真佑主将のスパイクやリリーフサーバー山田二千華のサービスエースなどで引き離し、セットを先取した。
第2セットは序盤にブレイクを重ねたトルコが勢いに乗ると、そのあともバルガスの高さのあるスパイクなどで得点。このセットを奪われた。
第3セットも、ブレイクを重ねたトルコが先行。和田由紀子のスパイクによる連続得点で10-11と1点差まで追い上げるが、そこから連続失点を喫して突き放される。日本は荒木彩花、北窓絢音を投入して流れを変えようと試みるが、トルコの勢いは衰えず、このセットも落とした。
第4セットは立ち上がりから互いに譲らず一進一退の攻防が続く。中盤に和田のスパイクで抜け出すと、さらに和田は終盤に連続でサービスエースを決めて21-17とトルコを突き放し、先にセットポイントに到達。しかし、そこからトルコの猛攻を受けてジュースに持ち込まれると、最後は乱されてミス。決勝進出はならなかった。
世界選手権は今大会から出場チームが24から32に、開催年は4年ごとから2年に1度へと変更されて行われている。32チームが8組に分かれて1回総当たりの予選ラウンドを行い、各組上位2チームがファイナルラウンド(Round Of 16)へ。その後準決勝、3位決定戦、決勝を行って順位を決める。
日本は次戦、9月7日(日)15:30(日本時間17:30)試合開始の3位決定戦で、イタリア対ブラジルの敗者と銅メダルを懸けて対戦する。
■2025女子バレーボール世界選手権 ファイナルラウンド準決勝
日本(FIVBランキング5位) 1-3 トルコ(同4位)
(25-16、17-25、18-25、25-27)
■日本の第1セットスターティングメンバー
石川、宮部(藍)、和田、佐藤、島村、関、リベロ小島
■日本のトップスコアラー(上位3人)
和田 22得点(アタック19得点、ブロック1得点、サーブ2得点)
石川 19得点(アタック17得点、サーブ2得点)
佐藤 9得点(アタック8得点、ブロック1得点)
■日本の次戦(ファイナルラウンド 3位決定戦)
9月7日(日)15:30(日本時間17:30)
対戦相手:イタリア(FIVBランキング1位) or ブラジル(同2位)
■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)
TBS系列 9/7(日)17:00
U-NEXT 9/7(日)ライブ配信予定
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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