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時速130キロ超! 男子日本代表 大塚達宣と富田将馬が体感した世界最速サーバーの弾道「あれが捕れたら…」

  • 日本代表
  • 2023.09.11

 

安定感抜群のサーブレシーブ。守備固めで投入されるケースもある富田

 

 

直線的な軌道ゆえに、体感速度も上がった

 

 大塚も富田もアウトサイドヒッターとして、サーブレシーブで攻撃の起点となるのが役割の一つにある。この試合前、レオンのサーブに対しても、このような心構えでいた。

「元々、レオンのサーブはゾーン1(バックライト)とゾーン6(バックセンター)の間がいちばんの“ストロングコース”だと話していました。その軌道のサーブで、エースを奪われるのは気をつけよう、と」(大塚)

 レオンはサーブを打つ際、大抵はライト側に立つ。そこから対角線上に横の変化量の大きいサーブを打ち込むケースが多い。野球で表すなら、スライダーのような軌道だ。

 

 だが、大塚を強襲した打球はほぼまっすぐ、さらにはゾーン5(バックレフト)の方向へ、横の変化量こそ少なくとも曲がって落ちた。

「このときはシュート回転するようなサーブでした」(富田)

 このサーブについて取材したのは7月中旬の国内合宿。実は、同じタイミングで2人に話を聞いていた。そこでの掛け合いが、レオンのサーブのすごさを端的に表している。

「逃げていくし、速いし、重いし」(大塚)

「どんまい、って思いながら見ていたよ」(富田)

「(爆笑)」(大塚&富田)

130キロになると段違いだね」(富田)

 

 

世界トップレベルを肌で味わい、自らの成長につなげる

  

 

トップレベルを肌で感じたからこそ

 

 大塚が振り返るに、この試合の会場の大型スクリーンはコート真上にあり、球速を確認することはできなかった。

「あの瞬間は何も知らなかったんです。試合が終わったあとに、『130キロだった』と聞いて、まじか、って思いました」

 とはいえ、味わっただけでは終わらない。大塚はさらなる成長をにらんだ。

「このレベルのスピード感や高さにもっともっと慣れることで、自分の中でも引き出しが増えると感じた試合でもありました。レベルアップにつながると考えながら、これからも臨みたいと思います」

 

 2021-22シーズンにVリーグでレシーブ賞に選ばれた富田も、世界最速男の打球を振り返り、ほほえんだ。

「あれが捕れたら、全部のサーブが捕れるんじゃないですかね」

 もうまもなく始まるパリ五輪予選を含め、彼らはこれからも列強諸国のビッグサーバーたちと対峙することになる。大塚は目を輝かせた。

(次は)返したいですね!!

 

 

ビッグサーブに負けないぞ!? (右から)富田、大塚、甲斐優斗のハッスルポーズ

  

 

(文/坂口功将〔編集部〕 写真/中川和泉〔NBP〕)

 

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