群馬 白岩蘭奈、松尾奈津子ら選手12名の退団を発表
- SV女子
- 2025.04.29
バレーボール国内トップリーグ、大同生命SVリーグ女子の群馬グリーンウイングスは、松尾奈津子、栗栖留生、目黒愛梨、白岩蘭奈、正木七海、小林知加、清水愛、林田愛佳、小出雛、ウィモンラント・タナパン、閑田千尋、マルティニューク・アリョーナが2024-25シーズンをもって退団することを4月25日(金)に発表した。
松尾は2021年にV2女子の群馬銀行グリーンウイングス(現・群馬グリーンウイングス)に加入。2022-23シーズンから2シーズンにわたってキャプテンを務めるなど、チームを支えた。今シーズンはレギュラーシーズンで13試合に登録されていた。
栗栖は大学卒業後の2021年に入団すると、粘り強いレシーブでチームに貢献し、今シーズンはレギュラーシーズンで6試合に登録されていた。
目黒は持ち味である機動力を生かした攻撃を武器に活躍し、今シーズンはレギュラーシーズンで10試合に登録されていた。
白岩はKUROBE、熊本でのプレーを経て2022年に加入。キレのあるスパイクを武器にチームに貢献し、今シーズンはレギュラーシーズンで37試合に登録されていた。
正木は高校卒業後の2022年に加入。スピードのあるスパイクを武器に活躍し、今シーズンはレギュラーシーズンで33試合に登録されていた。
小林は正木と同じく高校卒業後の2022年に加入。ディフェンスの面でチームに貢献し、今シーズンはレギュラーシーズンで35試合に登録されていた。
高さを生かしたスパイクとブロックが武器の清水は、今シーズンはレギュラーシーズンで25試合に登録されていた。
トヨタ車体クインシーズ(現・クインシーズ刈谷)から2023年に移籍加入した林田は、粘り強いブロックで貢献し、今シーズンはレギュラーシーズンで34試合に登録されていた。
トヨタ車体から今シーズン移籍加入した小出は、反応のよさを生かしたレシーブでチームを支え、今シーズンはレギュラーシーズンで16試合に登録されていた。
昨シーズン、東レアローズ(現・東レアローズ滋賀)でプレーしたタナパンは、今シーズンから加入。高いブロックと力強いスパイクでチームに貢献し、レギュラーシーズンで39試合に登録されていた。
今シーズンから加入した閑田は、1年目から出場機会を得てレギュラーシーズンで21試合に登録されていた。
ポーランドやロシアなどのクラブでのプレーを経て、今シーズンから加入したマルティニュークは、高さを生かしたスパイクを武器に、レギュラーシーズンで26試合に登録されていた。
松尾、白岩の両選手はチームに残りチームスタッフとして活動する予定。
群馬はレギュラーシーズンを5勝39敗(15ポイント)の14位で終了している。
退団選手の詳細およびコメントは下記の通り。
松尾奈津子(群馬グリーンウイングス)【写真:魚住貴弘】
■松尾奈津子(まつお・なつこ)
セッター/身長164cm/1994年8月31日生まれ/長野県出身/東京都市大塩尻高(長野)→都留文科大→仙台ベルフィーユ→山梨中央銀行
▼コメント
入替戦で何度も負けていた私たちがトップリーグで勝つところまで成長できたこと、その一瞬に関わることができたこと、ほんとうにうれしく思います。今シーズンは特に全員が悩み、苦しみ、つらいことのほうが多かったと思いますが、初勝利をつかんだときの喜びと感動、ファンの皆さまの喜んでくださる姿は私にとって一生の宝物です。
栗栖留生(群馬グリーンウイングス)【写真:魚住貴弘】
■栗栖留生(くりす・るう)
リベロ/身長159cm/1998年4月3日生まれ/愛知県出身/豊橋中央高(愛知)→日本体大
▼コメント
このチームに入って4年間、5シーズンという長い間、たくさんのことを学び、たくさんの人と出会えたこと、とてもうれしく思います。今後もバレーボールを通じてみなさんに元気を与えられるよう、自分らしく頑張っていきます。
目黒愛梨(群馬グリーンウイングス)【写真:魚住貴弘】
■目黒愛梨(めぐろ・あいり)
ミドルブロッカー/身長172cm/2000年6月23日生まれ/福島県出身/郡山女大附高(福島)→日本体大
▼コメント
2シーズンという短い間でしたが選手、スタッフ、そしてファンの皆さんとともに過ごした時間はこの先忘れることはできない大切な時間となりました。グリーンウイングスで学んだことを忘れず新たにチャレンジしていきたいと思います。
白岩蘭奈(群馬グリーンウイングス)【写真:魚住貴弘】
■白岩蘭奈(しらいわ・らんな)
アウトサイドヒッター/身長170cm/1996年9月21日生まれ/宮城県出身/利府高(宮城)→新潟医療福祉大→KUROBE→熊本
▼コメント
バレーボールを通じてたくさんのご縁をいただき、貴重な経験をすることができました。楽しいときも苦しいときも皆さんとともにこのバレー人生を戦い抜けたこと、ほんとうにうれしく幸せに思います。これからも新たな形でバレーボールを皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思っています。
正木七海(群馬グリーンウイングス)【写真:魚住貴弘】
■正木七海(まさき・ななみ)
アウトサイドヒッター/身長173cm/2003年7月2日生まれ/北海道出身/旭川実高(北海道)
▼コメント
群馬にきて3シーズン、毎日が刺激と学びがあり、すごく貴重な経験をさせていただきました。ここで得た経験は今後の人生にとってすごく大きいものだと感じます。このような経験をさせていただきありがとうございました。
小林知加(群馬グリーンウイングス)【写真:魚住貴弘】
■小林知加(こばやし・ちか)
リベロ/身長166cm/2003年1月16日生まれ/茨城県出身/水戸女高(茨城)
▼コメント
入団してから4シーズン、ほんとうにたくさんの経験をさせていただきました。素敵な仲間と出会い、心強いスタッフの支えがあって、自分らしくプレーすることができました。ここでの貴重な経験は私にとって宝物です。
清水 愛(群馬グリーンウイングス)【写真:魚住貴弘】
■清水 愛(しみず・まな)
ミドルブロッカー/身長178cm/2002年5月13日生まれ/長野県出身/日本航空高(山梨)
▼コメント
4シーズン、ほんとうに周りの方や環境に恵まれてたくさんのことを経験することができました。ファンの皆さまもどんなときもたくさんのご声援をありがとうございました。試合をするたびに皆さまの応援の声がチームを後押ししてくれてほんとうにうれしかったです。
林田愛佳(群馬グリーンウイングス)【写真:魚住貴弘】
■林田愛佳(はやしだ・あいか)
ミドルブロッカー/身長178cm/1999年8月19日生まれ/福岡県出身/誠英高(山口)→福岡大→トヨタ車体
▼コメント
2シーズンという短い時間でしたが、ほんとうに心強い、そして熱いご声援をありがとうございました。今後は白紙ですが、何に取り組むにせよ、必要と思ってもらえる場所で自分らしく元気に笑顔で過ごせたらな、と思っています。チームメート、ファンの皆さまとの出会いは一生の宝物です。
■小出 雛(こいで・ひなる)
リベロ/身長160cm/2003年1月17日生まれ/大阪府出身/下北沢成徳高(東京)→トヨタ車体
▼コメント
13年間というバレーボール人生。振り返ると、苦しいこともあり、楽しいこともあり、いろんな出会いがあり、とても濃いバレーボール人生を送ることができました。13年間バレーボールに打ち込めたのは家族、友人の支えがあったからです。こんな素晴らしい舞台で最後にバレーボールができたことがほんとうにうれしかったです。
ウィモンラット・タナパン(群馬グリーンウイングス)【写真:月刊バレーボール】
■ウィモンラット・タナパン(Wimonrat Thanapan)
ミドルブロッカー/身長180cm/2002年4月2日生まれ/タイ出身/東レ
▼コメント
私はここで素晴らしい経験をすることができました。群馬グリーンウイングスの皆さん、そしてサポーターの皆さん、ほんとうにありがとうございました。
閑田千尋(群馬グリーンウイングス)【写真:魚住貴弘】
■閑田千尋(かんだ・ちひろ)
セッター/身長166cm/2001年11月20日生まれ/広島県出身/市立沼田高(広島)→都留文科大
▼コメント
この1年間、たくさんの経験と学びを得ることができました。勝つことの難しさに直面し、悔しさやもどかしさを味わうなかで、それでも仲間とともに勝利をつかんだ瞬間の喜びは、言葉では言い表せないほど大きなものでした。ここで得たすべての経験を力に変えて、これからも成長を目指していきます。
マルティニューク・アリョーナ(群馬グリーンウイングス)【写真:月刊バレーボール】
■マルティニューク・アリョーナ(Aliona Martîniuc)
オポジット/身長186cm/1991年6月22日生まれ/モルドバ出身/ルゴジ(ルーマニア)
▼コメント
私たちにとっても、そしてサポーターの皆さんにとっても、長く厳しいシーズンでした。
そのような状況でもいつも温かく見守ってくださり、ホームゲームだけでなく遠いアウェイの試合にもたくさんのサポーターの方々が応援に駆けつけてくださいました。とても心強く感じましたし、うれしかったです。ほんとうにありがとうございました。
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