A山形 佐藤菜々美、草島華穂、岡村南奈の引退とオレクサンドラ・ビチェンコの退団を発表
- SV女子
- 2025.05.30
バレーボール国内トップリーグ、大同生命SVリーグ女子のアランマーレ山形は、佐藤菜々美、草島華穂、岡村南奈の引退と、オレクサンドラ・ビチェンコが契約満了に伴い、5月31日付で退団することを5月30日(金)に発表した。また同日、林孝彦ゼネラルマネージャー、坂本淳也S&Cコーチの退団も合わせて発表された。A山形は23日にも退団選手を発表しており、追加発表。
佐藤は高校卒業後の2022年にV2女子のプレステージ・インターナショナルアランマーレ(現・アランマーレ山形)に入団。持ち味である速さを生かした攻撃を武器に活躍し、今シーズンはレギュラーシーズン全44試合に登録されていた。
草島は大学卒業後の2020年に入団。安定感のある守備でチームを支え、今シーズンはレギュラーシーズンで27試合に登録されていた。
岡村は大学卒業後の2023年に入団すると、力強いスパイクで得点を重ねて勝利に貢献した。今シーズンはレギュラーシーズンで27試合に登録されていた。
イタリアやフランスのクラブを経て、今シーズンから加入したオレクサンドラは、レギュラーシーズンで39試合に登録され、ブロック決定本数(1セットあたり)ではチーム1位の成績を残すなど、持ち味である高さを生かし攻守両面においてチームに貢献した。
A山形は今シーズン、レギュラーシーズンを5勝39敗(16ポイント)の13位で終了している。
引退、退団選手の詳細およびコメントは下記の通り。
佐藤菜々美(アランマーレ山形)【写真:魚住貴弘】
■佐藤菜々美(さとう・ななみ)
ミドルブロッカー/身長177cm/2003年10月13日生まれ/岩手県出身/花巻南高(岩手)
▼コメント
この3年間、思うようにいかない日もありましたが、Shipmateの皆さまの存在が私の心の支えになっていました。会場でかけてくださった言葉や、遠くからでも届けてくださった声援が、いつも勇気になっていました。「応援しててよかった」と思ってもらえるような選手でいられたか自信はありませんが、応援してくださったすべての方へ、感謝の気持ちでいっぱいです。そしてともに戦ったスタッフ・チームメート、どんなときもそばで励ましてくれた家族やいつも温かく応援してくださったShipmateの皆さま、ほんとうにありがとうございました。
草島華穂(アランマーレ山形)【写真:魚住貴弘】
■草島華穂(くさじま・かほ)
リベロ/身長164cm/1997年7月29日生まれ/富山県出身/富山一高(富山)→富山大
▼コメント
チームそして、バレーボールを通して学んできたこと、培ってきた経験をこれからの人生に生かしていきたいと思います。これまで支え応援してくださった皆さま、ほんとうにありがとうございました。心から感謝申し上げます。そして今後とも”善くて強い”うちのチームへのご声援よろしくお願いいたします。
岡村南奈(アランマーレ山形)【写真:魚住貴弘】
■岡村南奈(おかむら・なな)
オポジット/身長174cm/2000年7月7日生まれ/山口県出身/誠英高(山口)→天理大
▼コメント
2年間という短い期間でしたが、アランマーレ山形でプレーする機会を与えてくださったバレーボール関係の皆さま、スタッフ、コーチ、選手のみなさんに感謝しています。また、どんなときでも温かいご声援を送ってくださったShipmateの皆さま、ほんとうにありがとうございました。
オレクサンドラ・ビチェンコ(アランマーレ山形)【写真:月刊バレーボール】
■オレクサンドラ・ビチェンコ(Oleksandra Bytsenko)
オポジット/身長192cm/1995年11月23日生まれ/ウクライナ出身/ジャカルタ・プルタミナ・ファストロン(インドネシア)
▼コメント
この素晴らしいチームの一員として戦えたことを、ほんとうに幸せに思います。また、成長と笑顔、そして忘れられない思い出にあふれた時間でした。最後にいつも応援してくださってありがとうございました。皆さんの声援が、私の大きな力になりました。また、お会いできる日を楽しみしております。
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