女子日本代表 タイにセットカウント0-2から逆転勝利で5連勝
- 女子日本代表
- 2025.06.18
女子日本代表【Photo：Volleyball World】
バレーボールネーションズリーグ（VNL）2025女子予選ラウンド第2週ホンコンチャイナ大会初日、日本（FIVBランキング5位）は、現地6月18日（水）にタイ（同14位）と対戦し、3-2で勝利した。
第1週カナダ大会で4連勝を飾り、首位で第2週ホンコンチャイナ大会を迎えた日本は、その初戦でここまで1勝3敗のタイと対戦した。ドミニカ共和国戦から小島満菜美に代えて、西崎愛菜をスタメン起用して臨んだ。第1セットは、中盤にサービスエースなどでタイが連続得点を奪って一歩抜け出す。日本も島村春世のブロード攻撃などで反撃を試みたものの、届かずこのセットを落とした。
第2セット、序盤は互いに譲らず一進一退の攻防が続いたが、中盤にリリーフサーバーの深澤めぐみがサービスエースを決めて日本が先行。その後、連続失点で逆転を許したものの、和田由紀子のブロックとスパイク、佐藤淑乃のスパイクによる連続得点で再びリードを奪い返した。ところが終盤、タイに再逆転を許し、このセットも落とした。
第3セットはあとがなくなった日本が立ち上がりから和田のサービスエース、佐藤のスパイクなどでブレイクを重ねて優位に試合を進める。粘り強さを見せるタイに徐々に点差を詰められるが、逆転は許さずにセットを奪い返した。
続く第4セットも立ち上がりから連続得点を奪って日本が主導権を握ると、中盤に佐藤のブロック、和田のスパイクなどで一気に引き離して連取した。
迎えた最終セットは序盤、和田のサーブから島村のブロード攻撃や石川真佑主将のスパイクで得点を重ねて抜け出す。そのあとも粘り強い守備から佐藤、和田がスパイクを決めてリードを広げた日本が、セットカウント0-2から逆転で勝利を飾った。
VNLは今大会から男女それぞれ出場チームが16から18に、予選ラウンドの開催都市が各週2から3へと変更されて行われる。男女各18チームがそれぞれ3週間にわたり世界各国で予選ラウンドを行い、8チームによる決勝ラウンドで優勝を争う。
■ネーションズリーグ2025女子予選ラウンド
第2週ホンコンチャイナ大会
日本（FIVBランキング5位） 3-2 タイ（同14位）
（18-25、23-25、25-20、25-15、15-11）
■日本の第1セットスターティングメンバー
関、石川、宮部（藍）、和田、佐藤、島村、リベロ西崎
■日本のトップスコアラー（上位3人）
和田 29得点（アタック24得点、ブロック3得点、サーブ2得点）
佐藤 21得点（アタック18得点、ブロック3得点）
島村 16得点（アタック16得点）
■日本の次戦（予選ラウンド第6戦）
6月20日（金）20：30（日本時間21：30）
対戦相手：イタリア（FIVBランキング1位）
■次戦のテレビ放送、配信予定（日本時間）
BS-TBS 6/20（金）21：00〜
U-NEXT 6/20（金）21：10〜
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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