皇后杯 JVA全日本選手権大会 大阪MVがフルセットの接戦を制して5年ぶり2回目の優勝
- SV女子
- 2025.12.21
大阪マーヴェラス【写真:月刊バレーボール】
令和7年度皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド決勝が、12月21日(日)に京王アリーナTOKYO(東京)で行われた。
女子決勝は、今大会いずれも失セット0で勝ち上がってきたNECレッドロケッツ川崎と大阪マーヴェラスが対戦。今季リーグ戦で2度対戦し、NEC川崎が2勝したものの、いずれもフルセットの接戦だった。
第1セットは終盤に連続得点でNEC川崎がリードを奪ったが、大阪MVが田中瑞稀の連続得点などで逆転し、セットポイントに到達。NEC川崎が粘りを見せてジュースに持ち込んだものの、大阪MVが取りきって先取した。
第2セットは序盤に連続得点で先行したNEC川崎が、中盤も甲萌香のクイックなどで再び連続得点を奪ってリードを広げ、セットを奪い返した。
第3セットは両チームともにリードを奪う場面も見られたが、流れを引き寄せるまでに至らずに終盤までもつれ、再びジュースに突入。30点を超える攻防を大阪MVが制して勝利に王手をかけた。
第4セットも一進一退の攻防が続き、サマンサ・フランシスのブロックで前に出た大阪MVがマッチポイントに到達するも、そこからNEC川崎が逆転し、最終セットへ。
迎えた最終セットは序盤からサイドアウトを取り合う展開に。NEC川崎が先にマッチポイントに到達したが、大阪MVがフランシスのスパイクなどで連続得点を奪い、ジュースに持ち込むと、最後は田中がスパイクを決め、5年ぶり2回目の優勝を飾った。
試合結果は下記の通り。
【ファイナルラウンド女子決勝】
会場:京王アリーナTOKYO(東京)
<特設コート>
大阪マーヴェラス 3-2 NECレッドロケッツ川崎
(26-24、16-25、33-31、24-26、17-15)
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