水町泰杜/黒澤孝太組のイタリア戦記その2:満月に照らされて。3大会連続での本戦進出
- ビーチ
- 2026.09.19
現在開催中の「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」ビーチバレーボール競技に日本代表として参加している水町泰杜(ウルフドッグス名古屋/トヨタ自動車)/黒澤孝太(トヨタ自動車)組。今年は「ジャパンツアー」で出場3大会連続優勝そして「ビーチバレージャパン 第40回全日本選手権大会」で日本一に輝くなど、勢いとまらぬ2人はこの夏、海外遠征に出向いた。アジア競技大会を前に臨んだ最後の国際大会は「バレーボールワールド ビーチプロツアー フューチャーズ-モデナ(イタリア)」。2人はいかなる戦いをそこで繰り広げたのか、現地密着レポートをお届けする。全6回。
大会初日で2試合とも勝利を収めて予選ラウンド突破を決めた水町/黒澤組
■現地8月27日/予選ラウンド 第2戦 vs. マーティン・ピヘラ/マーティン・トウファー(チェコ)
〇 2-0(21-8、21-14)
17時開始の予選ラウンド第1戦を終えてから3時間ほど。現地21時となれば、完全に日が落ちる。それでも次の試合はやってきた。予選ラウンド第2戦の相手はチェコのマーティン・ピヘラ/マーティン・トウファー組だ。
第1戦で熱中症寸前まで至っていた水町はすっかり元気を取り戻した様子。公式練習を終えて、いざベンチに戻る際には「めっちゃ月がキレイ!! ほら、やばくない?」とウキウキしながら黒澤へ呼びかける。気温も落ち着き、そうとくれば再びギア全開である。
第1セットは5-5から黒澤がツーアタックを皮切りに連続ブロックシャットで3連続得点をマーク。9-6からは水町のサービスエースも飛び出すと、11-7から7連続得点を挙げて、このセットをものにした。
続く第2セットも早々に水町がサービスエースを決めてブレイクを奪い、その後もしっかりとサイドアウトを重ねて、終わってみれば快勝を収める。チェコといえば、ヨーロッパらしくフィジカルで攻めてくるチームだが、しっかりと対応してみせた。
試合開始は21時。夜行性…、ではないが水町(コート奥)はギア全開
これで予選ラウンド突破を果たし、翌日からの本戦参加が決定。ワールドプロツアーにおいては最も下のカテゴリーであるフューチャーズとはいえ、3大会連続で本戦に進むことができたのは一つの成果だ。
2試合を戦い終えて、黒澤は「逆に1日1試合だったら、ひまですね」とぽつり。青木晋平コーチ(トヨタ自動車)が「ついに物足りなくなってきたかぁ」と笑顔で返す。その横で水町は「太陽がお月さんに変わるだけで、こんなに楽になるんですね」としみじみと口にして、ホテルへ帰るのであった。〔続く〕
この気温であれば2試合もへっちゃら? 第1戦と打って変わって試合後はリラックスした表情
(文・写真/坂口功将)
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【ギャラリー】試合開始は21時。満月のもと、水町泰杜/黒澤孝太組が臨んだ大会2戦目(vs.チェコ)の模様

























