女子日本代表 途中出場の北窓絢音が奮闘するも中国に敗れ連敗
- 女子日本代表
- 2025.06.21
女子日本代表【Photo:Volleyball World】
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2025女子予選ラウンド第2週ホンコンチャイナ大会4日目、日本(FIVBランキング5位)は、現地6月21日(土)に中国(同6位)と対戦し、1-3で敗れた。
前回大会王者のイタリアにフルセットの末に敗れ、今大会初黒星を喫した日本は、ここまで4勝2敗の中国と対戦した。両チームは前回大会の予選ラウンドと準々決勝で対戦しており、いずれも日本が勝利していた。イタリア戦からメンバーを変更し、ミドルブロッカーには荒木彩花と山田二千華、リベロには川畑遥奈をスタメンに起用。第1セットは、立ち上がりに連続得点を奪った中国が先行する。石川真佑主将や和田由紀子のスパイクで追い上げ、そのあと中川つかさと秋本美空を2枚替えで投入したが、及ばずこのセットを落とした。
第2セットも序盤に連続失点を喫して先行を許す展開に。日本は粘り強い守備から攻撃につなげたものの、中国のブロックに苦しみ、なかなか得点を重ねられず、このセットも奪われた。
第3セットは北窓絢音と中川をスタートから起用。序盤に石川主将のサービスエース、佐藤淑乃のスパイクによる連続得点で先行すると、中盤には山田と荒木が連続してブロード攻撃を決め、リードを広げた。その後も北窓が攻撃面でふんばり、中国の追い上げをかわしてセットを奪い返した。
第4セットは互いに譲らず一進一退の攻防が続く展開。終盤に粘りを見せるも、得点につなげることができずに中国に前に出られると、逆転はかなわず敗れた。
VNLは今大会から男女それぞれ出場チームが16から18に、予選ラウンドの開催都市が各週2から3へと変更されて行われる。男女各18チームがそれぞれ3週間にわたり世界各国で予選ラウンドを行い、8チームによる決勝ラウンドで優勝を争う。
■ネーションズリーグ2025女子予選ラウンド
第2週ホンコンチャイナ大会
日本(FIVBランキング5位) 1-3 中国(同6位)
(15-25、12-25、25-18、22-25)
■日本の第1セットスターティングメンバー
関、石川、荒木、和田、佐藤、山田、リベロ川畑
■日本のトップスコアラー(上位3人)
佐藤 17得点(アタック16得点、ブロック1得点)
石川 11得点(アタック9得点、ブロック1得点、サーブ1得点)
北窓 10得点(アタック9得点、サーブ1得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第8戦)
6月22日(日)16:30(日本時間17:30)
対戦相手:チェコ(FIVBランキング13位)
■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)
BS-TBS 6/22(日)21:00〜
U-NEXT 6/22(日)17:10〜
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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