女子日本代表 オランダとの接戦を制して準決勝進出
- 女子日本代表
- 2025.09.03
女子日本代表【Photo:Volleyball World】
2025女子バレーボール世界選手権のファイナルラウンド準々決勝で日本(FIVBランキング4位)は、9月3日(水)にバンコク(タイ)でオランダ(同8位)と対戦。3-2で勝利し、準決勝進出を決めた。
開催国のタイにストレート勝ちを収めて準々決勝に進出した日本は、セルビアをフルセットで下して勝ち上がってきたオランダと対戦した。両チームはネーションズリーグ2025の予選ラウンドで対戦しており、そのときは日本が勝利している。タイ戦からメンバーの変更はなく、同じメンバーで試合に臨んだ。
第1セットは立ち上がりからブレイクを重ねたオランダにリードを許したが、中盤に佐藤淑乃のスパイクや宮部藍梨のサービスエースなどで追い上げて同点に追いついた。そのあとは競り合う展開となったが、終盤に引き離され、このセットを落とした。
第2セットは序盤に連続失点を喫して先行を許したものの、オランダにミスが重なるなどで8連続得点を奪って逆転に成功。そのあとは石川真佑主将や和田由紀子のスパイクで得点を重ねてセットを奪い返した。
続く第3セットも序盤からブレイクを重ねたオランダが流れをつかむと、中盤にサービスエースなどで突き放され、セットを失った。
第4セットは序盤から互いに譲らず一進一退の攻防が続いたが、中盤に島村春世のダイレクトアタックや宮部のサービスエースなどで抜け出した日本が、セットを奪って最終セットへ。
迎えた第5セットは立ち上がりに連続失点を喫したものの、石川主将のスパイク、島村のブロード攻撃で追い上げ、和田のサービスエースで6-6の同点に追いついた。そのあとは互いに譲らずサイドアウトを取り合う展開となったが、石川主将や和田のスパイクによる連続得点で引き離し、接戦を制して準決勝進出を決めた。
世界選手権は今大会から出場チームが24から32に、開催年は4年ごとから2年に1度へと変更されて行われている。32チームが8組に分かれて1回総当たりの予選ラウンドを行い、各組上位2チームがファイナルラウンド(Round Of 16)へ。その後準決勝、3位決定戦、決勝を行って順位を決める。
日本は次戦、準決勝でアメリカ対トルコの勝者と9月6日(土)に対戦する。
■2025女子バレーボール世界選手権 ファイナルラウンド準々決勝
日本(FIVBランキング4位) 3-2 オランダ(同8位)
(20-25、25-20、22-25、25-22、15-12)
■日本の第1セットスターティングメンバー
石川、宮部(藍)、和田、佐藤、島村、関、リベロ小島
■日本のトップスコアラー(上位3人)
和田 27得点(アタック23得点、サーブ4得点)
石川 25得点(アタック22得点、ブロック2得点、サーブ1得点)
佐藤 13得点(アタック13得点)
■日本の次戦(ファイナルラウンド 準決勝)
9月6日(土)時間未定
対戦相手:アメリカ(FIVBランキング6位) or トルコ(FIVBランキング5位)
■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)
TBS系列 9/6(土)放送予定
U-NEXT 9/6(土)ライブ配信予定
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2025 千葉大会公式写真集
男女日本代表選手を中心に、 千葉大会の名シーンを1冊に
好評発売中! ご購入はこちら
■女子日本代表 セルビアを下して開幕3連勝 グループ首位でRound Of 16へ
■女子日本代表 セットカウント0-2からウクライナに逆転勝利で開幕2連勝