SAGA久光 9年ぶりに中田久美氏が監督に復帰
- SV女子
- 2025.06.03
バレーボール国内トップリーグ、SVリーグ女子のSAGA久光スプリングスは、2025-26シーズンより中田久美氏が監督に就任することを6月2日(月)に発表した。
中田氏は現役時代、銅メダルを獲得したロサンゼルスオリンピックから3大会連続でオリンピックに出場するなど、長きにわたり女子日本代表の司令塔として活躍した。現役引退後、2012年に久光製薬スプリングス(現・SAGA久光スプリングス)の監督に就任すると、V・プレミアリーグ3度の優勝をはじめ、皇后杯や黒鷲旗など多くの大会で優勝に導いた。2016年からは女子日本代表監督を務め、東京2020オリンピック終了まで指揮を執った。
SAGA久光はレギュラーシーズン3位でチャンピオンシップに進出。セミファイナルに勝ち上がるも、NECレッドロケッツ川崎に敗れ、最終順位は3位となった。
中田新監督の詳細およびコメントは下記の通り。
9年ぶりに復帰する中田久美監督【写真:月刊バレーボール】
■中田久美(なかだ・くみ)/1965年9月3日生まれ/東京都出身
▼コメント
かつて私にとって人生の大きな転機となったこのチームに、再び戻ってこられたことに、深いご縁と感謝の気持ちを抱いております。その分、今の私にできるすべてを、このクラブに注ぎたいと強く思っております。選手一人一人が「このチームでプレーすること」に誇りを持ち、自分らしく挑戦できる環境を整えることも、私の大切な使命の一つです。意思を持って前に進める集団であること。それが、SAGA久光スプリングスのほんとうの強さにつながると信じています。SVリーグも2年目を迎え、女子バレーボール界全体の成長が一層注目される今、SAGA久光がその先頭に立ち、チームとしての価値をより高めていけるよう、日々努めてまいります。
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